国際ｵﾘﾝﾋﾟｯｸ委員会(IOC)は7日(日本時間8日朝)にｱﾙｾﾞﾝﾁﾝのﾌﾞｴﾉｽｱｲﾚｽで開いた総会で､2020年の第32回夏季ｵﾘﾝﾋﾟｯｸの開催都市に東京を選びました｡
東京での五輪開催は1964年以来56年ぶりで､2度目の開催はｱｼﾞｱでは初めて｡72年札幌､98年長野の冬季大会を含め日本では4度目の五輪開催となります｡
大会は20年7月24日から8月9日まで行われ､開会式は8万人収容に改築する予定の国立競技場で開催します｡
またﾊﾟﾗﾘﾝﾋﾟｯｸ大会の開催も決まり､20年8月25日から9月6日まで行われます｡
開催都市はIOC委員による無記名投票で決定されました｡
第1回目で東京は過半数に届かなかったものの､42票を集めて1位で突破｡
最下位を除外して第2回目の投票を行うところでしたが､2位はｽﾍﾟｲﾝのﾏﾄﾞﾘｰﾄﾞ､ﾄﾙｺのｲｽﾀﾝﾌﾞｰﾙが26票で同数となったため異例の決戦投票を実施｡
ここでｲｽﾀﾝﾌﾞｰﾙは49票を獲得し､45票のﾏﾄﾞﾘｰﾄﾞが脱落しました｡
すぐに東京とｲｽﾀﾝﾌﾞｰﾙの2都市を選ぶ第2回投票が行われましたが､東京の強さに変わりはありませんでした｡
東京は60票と1回目から大きな上積みがあり､ｲｽﾀﾝﾌﾞｰﾙは36票でした｡
東京は高い都市機能と強固な財政基盤がIOC委員からの支持を集めました｡
8月末に東京電力福島第一原発からの高濃度汚染水漏れが懸念されましたが､投票前の最終ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾃｰｼｮﾝに安倍晋三首相が出席｡
具体的なﾃﾞｰﾀと国を挙げての全面的な支援に乗り出していることを示して不安を払拭しました｡
冒頭で高円宮妃久子さまが
｢IOCの支援は子どもたちに笑顔を､若い選手には希望を与えてくれた｣
などと､東日本大震災の復興支援への謝意を伝えられたことも､IOC委員の心を打ちました｡
前回ﾘｵﾃﾞｼﾞｬﾈｲﾛが五輪招致に成功した2016年大会での反省から､ｵｰﾙｼﾞｬﾊﾟﾝの一丸態勢で挑み､悲願を成就させました｡
招致ﾚｰｽは当初､5度目の挑戦でｲｽﾗﾑ圏初の五輪開催という大義を掲げたｲｽﾀﾝﾌﾞｰﾙが先行｡ｱｼﾞｱと欧州をまたぐ2大陸での五輪開催を訴えましたが､6月にﾄﾙｺ全土に拡大した反政府ﾃﾞﾓで失速しました｡
3度目の正直を狙ったﾏﾄﾞﾘｰﾄﾞは､失業率25%を超す経済危機への懸念を払拭できませんでした｡
見事、前回の雪辱を果たし東京での五輪開催が決まりましたね(o^ O^)シ彡☆
朝5時19分の発表も見ましたが盛り上がりは凄かったです(o^ O^)シ彡☆
まだ、先ですが、こういう明るい話題が起きるのは良い事ですね(o^ O^)シ彡☆
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2020年に東京で2度目の五輪開催が決定
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