プロ野球ヤクルトスワローズが2001年以来7度目のリーグ優勝 昨年度最下位からの下剋上達成

プロ野球セ・リーグは首位・ヤクルトスワローズが２日夜神宮球場で行われた阪神タイガース戦で延長戦の末サヨナラ勝ちし2001年以来の ７回目のリーグ優勝を果たしました。


真中監督は就任１年目での優勝でセ・リーグで前の年に最下位のチームが優勝したのは昭和５１年の巨人以来３９年ぶりです。



優勝へのマジックナンバーを１としていたスワローズは２日夜本拠地神宮球場でのシーズン最終戦でタイガースと対戦しました。



この試合スワローズは勝ちか引き分けで優勝が決まるなか１回４番の畠山選手のタイムリーヒットで１点を先制しました。



先発の小川投手が６回を無失点と好投し７回からは投手リレーで逃げきりを図りましたが８回ピンチの場面でマウンドに上がった抑えのバーネット投手がタイガースの代打の切り札関本選手にタイムリーヒットを打たれ１対１の同点に追いつかれました。



そして試合は延長戦に入りスワローズは１１回２アウト一塁三塁とチャンスをつくって６番・雄平選手が一塁線を抜くヒットを打って２対１でサヨナラ勝ちしました。



スワローズは７回目のリーグ優勝です。



真中監督は就任１年目での優勝で、セ・リーグで前の年に最下位のチームが優勝したのは昭和５１年の巨人以来３９年ぶりです。

真中監督『 力がすべて抜ける感じ 』

スワローズの真中監督は試合後のインタビューで

『 大勢のファンが集まってくれたおかげでいい雰囲気のなかすばらしいゲームができた。

私をはじめ選手もずっと苦しい思いで戦ってきたが優勝が決まった瞬間は力がすべて抜ける感じだった 』

と笑顔でした。



そして

『 ファンの皆さん優勝おめでとうございます 』

とスワローズが１４年前に優勝したときチームを指揮した若松監督と同じことばで感謝を示しスタンドを沸かせていました。



そのうえで、今後に向けて

『 まだまだクライマックスシリーズや日本シリーズがあるので今までどおり１つずつ精いっぱい戦っていきます 』

と決意を話していました。

『 胴上げができて最高 』

サヨナラのタイムリーヒットを打った雄平選手は

『 最後決めてやろうと思うと打てないので無心で打ちました。

頭の中が真っ白になって走っている途中で優勝したことに気がつきました。

胴上げができて最高でした 』

と喜びを話しました。


山田哲人選手は

『 素直にうれしいです。

野球はすごくいいスポーツだと思ったし野球をやっていてよかったと思いました 』

と喜びを話しました。



また、打率３割ホームラン３０本盗塁３０個のトリプルスリーを確実にしていることについては

『 目標にしていたけど３０本以上ホームランを打てると思っていなかったし想像した以上に打ててよかった。

自分をほめたいですね 』

と話していました。



石川雅規投手は

『 こんなにうれしいものなんだというのが率直な気持ちです。

自分の試合以上に緊張しいろんな気持ちがこみ上げてきました 』

と喜びを話しました。



また、石川投手はスワローズが前回優勝した次の年の入団で今回が初めての優勝となります。



石川投手は

『 例年届きそうで届かない思いがあった。


ことしはしれつな優勝争いになりチャンスはあったけどおととし去年と最下位のチームですし１つ１つの勝利の積み重ねという重いが強かった 』

シーズンを振り返っていました。

ヤクルト 優勝の軌跡

スワローズは今シーズンから真中満監督が就任つばめ改革をスローガンに２年連続で最下位が続いていたチームの立て直しを目指しました。

しかし序盤は誤算が続きます。



中心バッターのバレンティン選手が左のアキレスけんの手術の影響で開幕に間に合わず４月下旬に復帰したもののすぐに左足の肉離れを起こして戦列を離れました。



４番に抜てきした雄平選手も不振に陥り想定していた打線が組めず５月には９連敗もあって下位に低迷しました。



悪い流れを食い止めるきっかけになったのはリリーフ陣を固定したことでした。



ロマン投手 ✨オンドルセク投手 ✨バーネット投手の外国人３人に勝ち試合の終盤を任せることで試合運びに安定感が出てきました。



６月下旬にはベテランの館山昌平投手が右ひじのじん帯断裂から復帰。


２試合目で３年ぶりとなる白星を挙げるなど先発ローテーションの一角を担いました。



史上まれに見る大混戦のなか首位から１．５ゲーム差の４位で迎えた後半戦打線が力を発揮します。



打率リーグトップを争う２番・川端慎吾選手ホームランと盗塁でリーグトップを走る３番・山田哲人選手 ✨打点リーグトップと勝負強い４番・畠山和洋選手が並ぶ上位打線で打ち勝つ試合が増えました。



中でも５年目の山田選手は８月にプロ野球記録にならぶ４打数連続ホームランを達成。


打率３割 ✨ホームラン３０本 ✨盗塁３０個のトリプルスリーも確実にしリーグを代表するバッターに成長しました。



優勝争いが大詰めを迎えた９月中旬にはバレンティン選手が復帰。



厚みを増した打線でチームの勢いはさらに増し９月以降を１４勝６敗１引き分けと勝負どころで白星を重ね2001年以来の優勝を果たしました。

ヤクルト 優勝の背景

スワローズが優勝を決めた背景には真中満監督の自主性を重視する指導と勝負勘のいい采配があります。



その象徴がリーグトップの得点を挙げている強力打線特に１０年目川端慎吾選手の２番起用です。

真中監督は２番について

『 足が速く出塁率が高い選手が理想 』

と去年初めて打率３割をマークした川端選手をすえ送りバントを一度も指示せず自由に打たせました。


川端選手は

『 好きなように打てと言われやりやすかった 』

と話しここまでのリーグトップの３割３分台の打率を残し何度もチャンスをつくり出しました。



さらに、３番・山田哲人選手にはランナーを進めるための右打ちなどは意識させず『 思いきりいけ 』とアドバイスしました。


才能は一気に開花し打率３割ホームラン３０本盗塁３０個のトリプルスリーを確実にする成績を残しています。



この２人から４番・畠山和洋選手さらに雄平選手へとつながる打線で挙げた得点は５６０点を超えほかのチームに５０点以上の差をつけています。



『 勝負勘 』のいい采配も光りました。



優勝争いの行方を左右する重要な試合では１４年目のベテラン石川雅規投手を中４日で先発させました。


混戦が続いていた８月下旬優勝を争読売ジャイアンツとの３連戦の初戦では８回途中２失点と好投カードの３連勝につなげました。



優勝を争いが大詰めとなった９月下旬の巨人戦でも中４日で先発させマジックナンバーの点灯につなげました。



自分が入団してから１回も優勝していないことに責任を感じていた石川投手は３年ぶりとなる中４日のマウンドを『 意気に感じた 』と気迫のこもったピッチングを見せました。


石川投手は８月下旬からの終盤に６連勝。



ベテランの奮闘は若手の刺激にもなり勢いを加速させる大きな要因となりました。

ヤクルト 今後の日程

セ・リーグ優勝のスワローズは日本シリーズ出場をかけて今月１４日からクライマックスシリーズのファイナルステージに臨みます。



クライマックスシリーズは最初に２位と３位のチームによるファーストステージ行われスワローズはファーストステージを勝ち上がったチームと本拠地の神宮球場でファイナルステージを戦います。



ファイナルステージでは先に４勝したチームが日本シリーズに進みリーグ優勝のスワローズにはあらかじめ１勝がアドバンテージとして与えられます。



クライマックスシリーズはファーストステージが今月１０日からファイナルステージが１４日から始まります。







ヤッタ～!ヤッタ～!ヤクルトスワローズ優勝ヤッタ～! (*^▽^)/★*☆♪



やりました、やっとスワローズ優勝出来ました ✨ スワローズファンの皆さんおめでとう本当嬉しいです (*^▽^)/★*☆♪



私は1992年のスワローズ優勝以来約23年来のスワローズファン ✨1990年代に黄金時代を築きましたが2000年代に入って優勝するのが難しくなり2001年から14年間リーグ優勝から遠ざかってました ✨



強いスワローズも弱いスワローズも見てきて再び見れた優勝の瞬間 ✨本当ずっとスワローズファンで良かったと思いました (*^▽^)/★*☆♪



私のブロガーはジャイアンツファンが多いからあまりはしゃぐと怒られそうですが今年ははしゃがせて下さい(笑)



だって、ジャイアンツはここ数年何度も優勝してるでしょ ✨たまにはスワローズファンにも優勝の喜びを味わせて下さい(笑)




もう、ここ2年間最下位で辛い思いをしてたので最下位からの優勝最高の気分だなと思います (*^▽^)/★*☆♪



最下位から1年でセ・リーグ優勝までなったのはチーム1人1人がよくやってくれたからです ✨



2001年以来のスワローズ優勝の要因の方達を何人か簡単に紹介していきたいと思います ✨







まずは、今年からスワローズの1軍監督に就任した真中満監督 ✨



前年最下位のスワローズを1年で立て直した本当素晴らしい監督の1人 (*^▽^)/★*☆♪



選手時代からスワローズの黄金時代を貢献した方でしたが監督としてここまで凄い人だったとはと驚きです ✨



2013年にファームを優勝させ今度は1軍も優勝させ完全に真中さんは名将になりました (*^▽^)/★*☆♪



スワローズの監督になってくれてありがとうございます (*^▽^)/★*☆♪



真中さんが監督でたかっちゃん【高津臣吾さん】が投手コーチ ✨スワローズの黄金時代に貢献した人達が指導者となってスワローズを二人優させた感慨深いものがありますね (*^▽^)/★*☆♪







山田哲人選手 ✨

今季の成績 打率329本塁打37打点98盗塁34



さて、次は選手達 ✨まず、1番に挙げるのはやっぱりこの人入団5年目でトリプルスリーという偉業を達成した山田哲人君 ✨


打率は3割本塁打は30本盗塁も30を超えた選手がトリプルスリーになりますがこのてっぱち君は今年それを達成するのが確実です (*^▽^)/★*☆♪



ホークスのギータ( 柳田悠岐選手 )もトリプルスリー確定みたいですが【  セ・パ 】それぞれでこの偉業が達成されるって凄い事です ✨



足も速くて本塁打も多く打てるのだから打者としての才能を完全に持ち合わせてますからね ✨



去年右打者最多安打を記録した時から凄い選手だと思いましたが凄すぎる選手でした(笑)



スワローズも青木君がメジャーに数年前から行きましたが彼に変わるスワローズのスター打者がまた現れました ✨



まだ、23歳これからどういうとてつもない選手になっていくか楽しみです (*^▽^)/★*☆♪







川端慎吾選手 ✨

今季の成績 打率337本塁打8打点57盗塁4



打者として今年スワローズでは山田てっちゃんに次ぐ活躍で首位打者が確定的になっている川端慎吾君 ✨



今年は2番という新しい打順でプレーしましたがその中で安打数を伸ばしついに首位打者を獲れるぐらいまでの打者になりました ✨



かなりのイケメンで期待されてましたが怪我等で数年前までフルシーズン出場出来ないのが課題でしたが昨年からその課題も解消しすっかりてっぱち君に次ぐ今のスワローズわや代表する打者になりました (*^▽^)/★*☆♪




続いては投手編 ✨やはり、挙げなきゃいけないのはこの人達かな ✨






館山昌平投手 ✨

今季の成績 防御率2.89 11試合6勝3敗0S



3～4年前までスワローズの絶対的エースとして君臨しながら2013年の故障から満足に投げる事が出来なくなった館山昌平投手 ✨



その故障に負けず見事今年の中盤以降から復活し全盛期とほぼ変わらぬ投球を見せ6勝の活躍 ✨ スワのエースの復活 ✨館山さんの復活がまた強い頃のスワローズにさせてくれたと思います (*^▽^)/★*☆♪







トニー・バーネット投手 ✨

今季の成績 防御率1.29 59試合3勝1敗41S


野球界のトム・クルーズと言われたイケメン守護神バーネット投手 ✨



彼の復活でスワローズが昨年一昨年と最下位に終わる原因だったリリーフの弱さを解消させてくれました ✨



バーネット投手も2013年2014年と不本意な成績に終わり勝負を賭けた1年になりましたが守護神として活躍した2012年を越える安定感でチームの勝利を締める安定感抜群の守護神として活躍しました (*^▽^)/★*☆♪



バーネット投手の復活もスワローズの今年の優勝の要因になりました ✨







山中浩史投手 ✨

今季の成績 防御率2.49 8試合6勝1敗0S



昨年ソフトバンクホークスからトレードでスワローズ入団 ✨ ホークスではこれといった実績はなかったものの今年中盤からスワローズの先発ローテ入りし先発として6連勝と素晴らしい働きを見せた山中投手 ✨



下手投げで相手打者のタイミングを外す投球は全盛期の元千葉ロッテマリーンズ渡辺俊介投手にも負けないものでスワローズに来て才能が開花しました ✨



山中投手がスワローズに来てくれて良かったです (*^▽^)/★*☆♪




この様に個性的な選手が多いスワローズ ✨彼らの活躍がまた強いスワローズにさせてくれたのだなと思います (*^▽^)/★*☆♪



改めてスワローズ優勝おめでとう (*^▽^)/★*☆♪



次はCSも勝つぞ～ (*^▽^)/★*☆♪