プロ野球、セ・リーグは優勝へのマジックナンバーを『 １ 』としていた広島カープが２位の読売ジャイアンツに６対４で勝って２５年ぶり７回目のリーグ優勝を果たしました。
優勝へのマジックナンバーを『 １ 』としていたカープは１０日夜東京ドームで２位のジャイアンツと対戦しました。
この試合に勝つか引き分ければ優勝が決まるカープはことし７月に日米通算で２００勝を達成し今シーズン８勝を挙げている黒田投手が先発しました。
黒田投手は１回に５試合ぶりに先発に復帰したジャイアンツの坂本選手にツーランホームランを打たれて２点を先制されました。
追うカープは３回相手のエラーで１点を返し４回に５番・鈴木選手がチーム初ヒットとなる２５号ホームランを打って同点に追いつきました。
さらに続く６番・松山選手にも１０号ホームランが出て３対２と勝ち越しました。
５回には鈴木選手が２打席連続ホームランとなるツーランを打って突き放しました。
カープは黒田投手が６回３失点と先発の役割を果たしリードを保ったまま９回は抑えの中崎投手が締めて６対４で勝って２５年ぶり７回目のリーグ優勝を果たしました。
広島の前回の優勝は平成３年で１２球団では最も優勝から遠ざかっていました。
緒方監督『 長い間お待たせしました 』
カープの緒方孝市監督は胴上げで７回宙を舞いました。
そして、優勝インタビューで
『 胴上げは最高に気持ちよかった 』
と笑顔で話しました。
また、今シーズン４２回目の逆転勝ちで優勝を決めたことについて
『 今シーズンやってきた戦いがきょうもできた。
本当に選手たちは１試合１試合力をつけて頼もしいかぎりだ。
厳しい練習を乗り越えてよく頑張ってくれたと思うありがとう 』
と選手たちをたたえました。
そして、
『 広島や全国のカープファンのみなさん本当に長い間お待たせしました。
おめでとうございます 』
とファンに感謝を示したあと
『 クライマックスシリーズを勝ち上がって日本一をつかみ取りましょう 』
と力強く話しました。
広島市内ではファンが歓喜
広島市中心部の繁華街ではカープ優勝の瞬間を分かち合おうと飲食店が外から見えるように設置したテレビ画面の前に大勢のファンが集まりました。
店の前には数百人が集まり幅６メートルほどの道路が通れなくなるほどの人で埋め尽くされました。
９回裏にはストライクやアウトを取るたびに大声や拍手が沸き起こり優勝が決まった瞬間には集まった人全員で何度も『 バンザイ 』と手を上げながら叫んだりカープの応援歌を合唱したりして喜びを分かち合っていました。
２５年ぶりの優勝への軌跡
去年４位のカープはエースの前田健太投手が大リーグに移籍しことしは苦しい戦いが予想されました。
しかし、カープは序盤から打線が力を発揮して白星を重ねました。
来日５年目のエルドレッド選手が長打力に加えて状況に応じたバッティングで序盤は打率３割台をマークしベテランの新井貴浩選手も４月は２２試合で１９打点を挙げるなど勝負強さを見せ通算２０００本安打も達成しました。
カープは６月５日以降首位を守り苦手としてきた交流戦でも４年目の鈴木誠也選手が６月のオリックスバファローズ３連戦で初戦と２試合目にサヨナラホームラン。
３試合目も終盤の決勝ホームランで劇的な勝利を収めるなど交流戦３位の成績を残し首位をキープしました。
投手陣では去年５勝の野村祐輔投手がインコースを突くピッチングを武器に前半戦だけで両リーグトップの１１勝を挙げるなど前田投手の抜けた穴を埋める活躍を見せました。
投打がかみ合ったカープは交流戦の後半から３２年ぶりとなる１１連勝をマークし２位に１０ゲームの差をつけ２０年ぶりに首位で前半戦を折り返しました。
後半戦に入るとベテランの黒田投手が史上２人目となる日米通算２００勝の偉業を達成。
リリーフ陣も新加入のヘーゲンズ投手とジャクソン投手が中継ぎの役割を果たし９回は中崎翔太投手が防御率１点台と去年を上回る成績できっちりと抑えました。
カープは８月に入って今シーズン初の４連敗を喫し２位ジャイアンツとのゲーム差は４．５まで縮まりましたが８月７日のジャイアンツ戦で１点を追う９回ツーアウト、ランナーなしから菊池涼介選手のホームランと新井選手のツーベースでサヨナラ勝ちして連敗を食い止めると再び勢いを取り戻しました。
カープはリードされても逆転する脅威の粘りで勝利を重ね８月２４日には優勝へのマジックナンバー２０が点灯しました。
その後さらに勢いを加速させたカープは８０勝に到達。
２位ジャイアンツを大きく引き離す圧倒的な強さで２５年ぶりのリーグ優勝を果たしました。
球団の歩み 地元に支えられて
カープは原爆が投下されて焼け野原となった広島の復興の象徴として終戦から５年後の昭和２５年に創設されました。
地元でのプロ野球の球団の誕生に市民は沸き立ちましたが親会社をもたず自治体の支援も限られる中カープは選手の給料の支払いもままならないなど創設直後から資金不足に苦しみ球団の存続が危ぶまれる事態に陥りました。
これに対し市民からは『 カープを救おう 』と戦後の苦しい生活の中多くの寄付が寄せられました。
中でも球場の入り口に置かれた酒だるに寄付する『 たる募金 』は地域に支えられた球団を象徴するエピソードとして語り継がれています。
そして、昭和３２年には『 ナイター設備のある球場を 』という市民の声を受けて地元経済界の寄付で原爆ドームの近くに旧広島市民球場も誕生しました。
今から４１年前の昭和５０年球団創設から２６年目のシーズンにカープは後楽園球場でのジャイアンツ戦に勝って悲願の初優勝を果たしましたが地元のファンと喜びを分かち合おうと５日後には広島市内の平和大通りで優勝パレードが行われました。
当時の古葉竹識監督と選手たちが参加したこのパレードでは３０万人もの人たちが沿道を埋め尽くし中には優勝を願い続けて亡くなった家族の遺影を掲げる人も多くみられました。
球場の老朽化に伴い７年前に完成したマツダスタジアムの建設に当たってはかつての出来事にちなんでたるを使った募金も呼びかけられました。
カープも地域を盛り上げようと地元の商店街や公的な機関などが公共の目的で球団名やロゴなどの商標の使用を無償で許可していて広島では街のあちこちにカープが溶け込んでいます。
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広島カープが長い低迷を乗り越えついに25年ぶりのリーグ優勝となりましたね (*^▽^)/★*☆♪
私はヤクルトスワローズのファンなのはしょっちゅうこのブログでも話してるのでお分かりな方は多いでしょうがスワローズファンからすると今年はやられたなという気持ちですがこれだけ圧倒的な差をつけられて優勝されたら仕方ないという気持ちしかないですね Σ(-∀-；)
正に25年も優勝出来なかった悔しさを晴らした様な今年の強さだったカープここ数年はカープ女子とかも増えてきてましたからカープファンにとっては嬉しい優勝になったでしょうね (*^▽^)/★*☆♪
さて、去年も確かスワローズやホークスが優勝を決めた時こういうブログ記事載せてた気がするので今年もやりますが今年のカープ優勝の原動力になったと思われる選手を個人的に投手打者に分けて紹介していこうと思います (*^▽^)/★*☆♪
じゃあ、まずは投手から
去年古巣カープに復帰し今年は日米通算200勝を達成した黒田博樹投手
思えばカープが再び優勝に突き進めるチームになったのはこの黒田さんや新井さんがカープに帰ってきたのが要因な気がする (*^▽^)/★*☆♪
今年の黒田投手の9月11日終了時点での成績は
9勝8敗0S防御率3.17
200勝を達成し40歳を越えた今でも1年通して先発として投げ10勝近くまで勝ち防御率も3点台前半は本当立派です (*^▽^)/★*☆♪
カープの久々に優勝を決めた先発投手が黒田投手だった事もカープが優勝を決める試合に相応しいなと思えました (*^▽^)/★*☆♪
男気を見せメジャーから日本のプロ野球に復帰し古巣カープに帰りチームを優勝させた黒田投手は本当の意味での優勝請負人となりました (*^▽^)/★*☆♪
正に広島カープの歴史に欠かせない選手の一人に彼はなったと思います (*^▽^)/★*☆♪
投手でもう一人選びたいのはカープの今の左腕エースクリス・ジョンソン投手 ◽
カープは昔から優良外国人選手を獲得する事が多かったですがこのジョンソン投手も他球団ファンからしたら羨ましいと思える素晴らしい外国人投手でカープの優勝に貢献した投手でしょう (*^▽^)/★*☆♪
今年のジョンソン投手の9月11日終了時点での成績は
14勝6敗0S防御率2.22
去年の防御率1点台に比べると防御率は高くなりましたが勝ち星はここまで去年に続いて14勝を挙げる活躍 (*^▽^)/★*☆♪
日本での2年目という事で研究もされる中今年も安定した投球を見せましたし左の投手が手薄だったカープにとってジョンソン投手の存在はカープの投手の救世主になりました (*^▽^)/★*☆♪
カープに来た時からジョンソン投手には期待してましたが期待以上の活躍してこの2年間やってくれたなと思います (*^▽^)/★*☆♪
さて、続いては打者の方こちらも2名今年のカープの打者で印象に残った選手を紹介します (*^▽^)/★*☆♪
まずは、カープの今の若手の成長株鈴木誠也選手 ◽
今年のカープの若手で一番ブレークしたのは彼だと思います (*^▽^)/★*☆♪
今年の鈴木誠也選手の9月11日終了時点での成績は
26本塁打88打点◽打率333
と、4番を打ってもおかしくない凄い成績 (*^▽^)/★*☆♪
特に本塁打は去年の5本から大幅に増やしました (*^▽^)/★*☆♪
まだ、22歳でこれだけの成績を挙げれる様になりこれからが本当に楽しみなカープの若手選手 (*^▽^)/★*☆♪
今のセ・リーグはスワローズの山田哲人君にベイスターズの筒香選手にジャイアンツの坂本君等素晴らしい打者が揃ってますが誠也君はこれから彼らを脅かす存在になる可能性を持った選手ですね (*^▽^)/★*☆♪
次は黒田投手同様昨年からカープに帰ってきた新井貴浩選手 ◽
今年は2000本安打も放ちチームは優勝し新井さんにとっても記念すべき1年になりました (*^▽^)/★*☆♪
今年の新井選手の9月11日終了時点での成績は
18本塁打98打点◽打率304
まるでカープで4番を打ってた頃の新井さんにまたなったと思うぐらいの今年の素晴らしい活躍 (*^▽^)/★*☆♪
40近くでここまで劇的な復活を遂げるとはやはり古巣に帰ってきた効果と言えるでしょうね (*^▽^)/★*☆♪
投手は黒田さん打者は新井さんとチームを代表する投打のベテラン選手がチームを引っ張っていったからこそカープの25年ぶりのリーグ優勝があったのだと思います (*^▽^)/★*☆♪
さて、選手の次は勿論この人
カープを優勝に導いた緒方孝市監督 ◽
選手時代からかなりかっこよく結構好きだったので緒方さんが監督としてカープが優勝出来たのは嬉しい事です (*^▽^)/★*☆♪
去年からチームの監督を務め去年は4位に終わり心無いことを言う人達もカープファンの中にもいました ◽
そういう人達を見返したかったから緒方さんが監督の内にカープが優勝出来るチームになればと思いましたがまさか今年これだけのぶっちぎり優勝を果たしてくれるとは思わなかったです (*^▽^)/★*☆♪
これで、監督としての緒方さんに文句を言う人もいなくなった事でしょう (*^▽^)/★*☆♪
来年も勿論ですが監督を務める事になりましたから緒方さんが率いるカープがこれからも強いチームになっていくか楽しみに見ていきたいと思います (*^▽^)/★*☆♪
広島カープの選手や首脳陣や関係者にファンの方々リーグ優勝おめでとうございます (*^▽^)/★*☆♪