ドラマのタイトル『 dele 』は『 削除 』を意味する校正用語。
ドラマは死後パソコンやスマートフォンに残されたデータ“デジタル遺品”を題材にしています。
山田さんと菅田さんは依頼人の依頼を受け死後に不都合なデジタル記録をすべて内密に抹消する仕事をしている坂上圭司【 山田さん 】と真柴祐太郎【 菅田さん 】をそれぞれ演じます。
坂上と真柴は本多さんが山田さんと菅田さんに当て書きしたキャラクターの様です。
デジタル遺品を通して1話完結型の人間ドラマが描かれます。
山田さん演じる坂上は原因不明の難病で下半身のまひが進行し車椅子生活を送っているフリーのプログラマー。
亡き父が設立した坂上法律事務所と提携し『 dele. LIFE 』という会社を立ち上げ依頼人の死後に遺留データを内密に消す仕事をしています。
菅田さん演じる真柴はフリーランスの何でも屋でひょんなことから坂上の仕事を手伝うようになります。
本多さんと共にドラマの脚本を手がけるのは直木賞作家の金城一紀さんをはじめ『 グラスホッパー 』の瀧本智行さん『 あなたへ 』の青島武さん『 GANTZ 』の渡辺雄介さん『 相棒 』の徳永富彦さん。
瀧本さんは監督としても参加し常廣丈太さんと共にメガホンを取ります。
また、アニメ『 血界戦線 』などの岩崎太整さんが音楽を担当✨DJ MITSU THE BEATSさんが劇伴を担当。
『 ユリゴコロ 』などの今村圭佑さんが撮影スタッフとして参加します。
『 dele 』は7月から毎週金曜午後11時15分に放送【 一部地域を除く 】。
山田さん✨菅田さん✨山田兼司プロデューサーのコメントは以下の通り。
◇山田さんのコメント
オファーを受けたとき引かれたのはデジタル遺品を題材にするということ。そして、菅田くんとの共演でした。誰もが気にかけているデジタル遺品ですが現在その解決策があるとするならば“信頼できる人間に頼む”という実にアナログな方法くらいしか思い浮かびません。しかしその現実を知らせることはとても意義のあることだと考えます。菅田くんとは過去3回共演しましたがいつかガッツリ共演してみたいと思っていたので今回の設定はとてもうれしく思いました。まさか連続ドラマで実現するとは予想外でしたが。
このドラマの面白い点は毎回脚本家の方が違うというところです。回によってそれぞれ描写や表現方法に違いも出てきます。それを一人の人間として演じることは難しい作業ではありますが、やりがいもあります。僕が演じる圭司は決して悪い人ではないのですがまあ性格はよくないかなと思います。“他人から見たらムカつく人”を演じるのは面白くもあり難しくもあります。セリフは少し大変です。圭司は知識が豊富なので説明セリフやカタカナの用語が多いんです。しかも、パソコンを触りながら話すのでついつい画面に出てきた文字を読みたくなっちゃうんですよ。実は第1話の台本を読んだときに絶対に大変な思いをすることは分かっていたのでゆっくりしゃべろうと考えていたんです。でも、圭司として言葉を発したとき『 やっぱり、この人はゆっくりしゃべる人じゃない。抑揚無く早口でしゃべらなきゃらしくないな 』と。まあ、それを実践するとNGが多く出るわけですが。演じる側としては大変ですけどそこがまた面白いところでもありますね。
撮影では日々“残るもの”を作ってきているという感覚があります。文字にしちゃうと何だかなぁ……という感じですけどこの作品に携わる全員の“熱意”がちゃんと伝わると思います。また皆さんには耳から入ってきたセリフをしっかりと心で受け止めてほしいです。というのも、劇中でごく普通に話している言葉の中に伝えたいことがたくさんあると感じたからです。『 この人はそうなんだ 』ではなく自分だったら自分の周りだったら……と考えてほしいです。今回の作品では特にそう感じています。
◇菅田さんのコメント
祐太郎は『 dele. LIFE 』で働き始める前までちゃんとした職があるわけではなくふらふらとしていた男。そんな“たゆたっている感じの人間”が居場所を見つけていく過程を日々の撮影で実感しています。今回は衣装などビジュアルにもこだわりました。特殊にしたいわけではないですけど何か記憶に残るものにしたくて……。髪形など祐太郎の長所である“自由な感じ”を意識しています。また、彼が抱く素朴な疑問は視聴者目線に近い感覚。そういう素直な感じは大切にして演じています。
この現場は“みんなで一緒に作っている感覚”があってすごく楽しいです。みんな、本当に楽しそうに撮影しているそれがすべてなんじゃないかな。“よりよいもの面白いものを楽しんで作ろう”というベースは作品にも絶対に出ているはず。その点全員がさまざまな観点から意見を言い合える今回の現場はすごく理想的な形だと思います。山田さんから受ける刺激も大きいです。山田さんはお芝居の最中はもちろん意外と撮影合間に話す内容にヒントがたくさんある方。リハーサルをやってみて『 ここはどうしようかな 』と考えているとき山田さんと話をすると、腑【 ふ 】に落ちることがよくあります。
今っていろいろ白黒つけることが増えたけれど一見悪く見える人も実はそうでもなかったりする。それも含めて“人間”なんです。そういう視点が一話ごとの物語の結末にも表れていて僕はすごく好きです。この作品で描かれる人間像にきっと見てる方は驚き考えさせられ答えを見つけたくなるはず! そういう刺激が随所にあるドラマだと思います。
◇山田プロデューサーのコメント
小説家である本多孝好さんに初めて連続ドラマの原案・脚本に挑んでいただき2年以上の歳月をかけて作り上げてきた『 dele 』が発表できること本当に感慨深いです。企画立ち上げ初期の段階で本多さんと共に考えた坂上圭司と真柴祐太郎という二人の主役の理想のキャストがまさに山田孝之さんと菅田将暉さんでした。今最も旬なお二人にかなり早い時期に出演を快諾していただけたことで圭司と祐太郎という役柄は山田さんと菅田さんにしか演じることができない特別な生きたキャラクターとして本多さんと時間をかけてじっくりと当て書きで育てていくことができました。これは今までの連続ドラマの作り方ではなかなか実現しない贅沢【 ぜいたく 】な試みができたと感じています。
そして『 依頼人が遺したデジタルデバイスのデータを秘密裏に消去する 』という1話完結の物語を描くに当たり一堂に会すること自体があり得ない最高の作家陣に集まっていただくことができました。一つ一つが短編映画のような濃密で多彩なドラマをラインアップすることができましたので楽しみにしていただければと思います。
また、撮影✨音楽✨各話のゲストキャストなどあらゆる点で“deleでしか実現しない”ともいえるワクワクしていただけるような挑戦的な座組みを作ることもできました。特に各話のゲストキャストには驚くような方々に次々と出演していただきますのでのちの発表を期待してお待ちください。
『 もし自分が死んだらデジタルデバイスに残したデータをどうすればよいか? 』誰もが一度は考えざるを得ない今最もタイムリーなテーマを山田孝之さんと菅田将暉さんという今最も共演が期待されるコンビで描く連続ドラマ『 dele 』。キャスト&スタッフ全員が強い“熱”と“こだわり”を持って臨んでいます。7月の金曜ナイトドラマで起こる“事件”を皆様に目撃していただきたいと思います。
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これは遅い時間帯のドラマでも見てみたいかも (*^▽^)/★*☆♪
さてさてまたまた今夏のドラマで楽しみなドラマが1つ見つかりましたので紹介しておきます (*^▽^)/★*☆♪
7月の金曜23時のテレ朝のナイトドラマ『 dele 』死後パソコンやスマートフォンに✨残されたデータのデジタル遺品を題材にしたドラマですがキャストが23時台のドラマにしてはかなり素晴らしいキャストになりました (*^▽^)/★*☆♪