サッカーのJリーグ・浦和レッズの人種差別的な横断幕問題でJリーグ史上初の厳しい処分が下されました。
一部サポーターの行為がサッカー界に大きな波紋を呼ぶ事になりました。
会見でJリーグ村井 満チェアマンは
『無観客試合の開催。
入場者のいない試合を開催する。
アウェーチームの観客も含め完全なる無観客試合とさせていただきます』
と発表しました。
浦和レッズに下された処分は無観客試合という非常に重いものでした。
問題が起きたのは8日に埼玉スタジアムで行われたJリーグ浦和 - 鳥栖の一戦でした。
この時、一部の浦和サポーターが掲げた横断幕が問題となっています。
その横断幕には英語で『JAPANESE ONLY』『日本人だけ』と書かれています。
これは、入場口に掛けられていたため『日本人以外は入るな』といった人種差別的な表現とも受け取れます。
横断幕を問題視し撮影した浦和サポーターは
『見た瞬間はなんでこんなものがスタジアムにあるんだと掲げるんだと。
怒りの気持ちでいっぱいでしたね。
絶対に許してはいけない。
そのためにあれがあった事実をしっかりと残したい。
というふうに思ってツイッターにもあの内容を上げました』
と話しました。
今回Jリーグが下した埼玉スタジアムで行われる清水戦の無観客試合という重い処分。
これは、Jリーグ史上初めてのもので6万人以上が収容できるスタジアムで観客ゼロという異例の試合になるとみられます。
村井チェアマンは
『掲示した側の意図がどうあれそれを見た外国人の方が差別的な表現だと受け止めることは極めて自然なものでありわたしもこれは差別的な表現であると認識しております』
と話しました。
これまでも世界のサッカー界では人種差別の問題が多く国際サッカー連盟などが先頭に立って差別撲滅の運動を推し進めてきました。
2011年に行われた女子ワールドカップでもなでしこジャパンの澤 穂希選手(35)が
『人種・性別・種族的出身・宗教・性的指向もしくはその他のいかなる理由による差別も認めないことを宣言する』
とスピーチを行いました。
Jリーグでもリーグ規約の中で順守義務として差別の禁止を掲げています。
浦和レッズの淵田敬三社長は
『大変申し訳ございません』
と謝罪しました。
そんな中起きた今回の問題。
浦和レッズも差別的行為をしたサポーターに対し最低2年間のスタジアム入場を禁止。
さらに全ての浦和サポーターに対して横断幕・応援用の旗などをスタジアムに持ち込むことを禁止しました。
淵田社長は
『本事案の発生によりJリーグの一員スポーツクラブとしての存在意義を失うという深刻な危機に直面していると認識しております。
(浦和レッズは)これを機に生まれ変わるということを宣言したいと思います』
と話しました。
これからの日本サッカー界の発展のためにもサポーター自身の意識の改革も求められます。
ついにこういう処分まで下さないといけない事態が起きてしまいましたね(´∇`)
元々 浦和レッズは一部のサポーターが問題を起こしたりしてる事があるのは有名でそういうサポーターは何とかしてほしいとは思ったけどもうここまで酷い事をしたら何も言う事は無いです
何を考えてああいう人種差別な横断幕を捧げたのかはわからないけど海外との関係が悪化する事にもなりかねない事をしてくれたなと思ってしまいます
私は10年以上の浦和レッズファンですがこういう信じられないサポーターがいるから一部のファンは好きになれなかったですがここまでやってくれるともう呆れるしかないです
一部では今季からレッズに移籍した李忠成君の事もあるみたいに言われてますが彼の獲得に異議があったとしてもああいう横断幕を捧げたらどういう事になるかもわからない人にファンを名乗ってほしくはないですね
確かにここ数年の浦和レッズはサンフレッチェ広島の選手ばかり獲得したりなかなかタイトルを取れないシーズンが続いたりサポーターも色々な思いはあるでしょうがこういう横断幕は絶対にやってはいけない事 人としてどうかと思われても当然な事です
今回は無観客試合という形になりましたが今後もトラブルが続けば降格等もあるしクラブ事態の存続にも関わるかもしれないです 浦和レッズというクラブが最悪な形の終わりにならない為にもファン1人1人がチームの在り方を考えていかない時が来てるのかもしれないですね
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Jリーグ浦和レッズがリーグ初の無観客試合処分 一部のサポーターの人種差別と思える横断幕問題で
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